ムック『球体』@日本武道館
武道館に入ると目に入ったのは球体。
『球体』ジャケの、球体。
またエヴァンゲリオンだ…と思ってしまった。
舞台上には書き割りっぽい…なんていうんだろう、アジアっぽい意匠の衝立?みたいなもの。
暗転して、インスト『球体』。
緑のレーザーとステージのふちにある青のムービングが扇状に広がって、
アリーナにいる人にはメンバーが出てきたのが見えるらしくて歓声が聞こえるんだけど、2Fからだとレーザーが邪魔で見えませんw
1曲目は『咆哮』。
1曲目は『アゲハ』くるかと予想してたんだけどなー。
アルバムのM1とM2がくるっていうことは、それだけ流れが鉄壁だっていうことなんだろうね。
「武道館、いけるのか?
(ステージ上の)球体揺らしてやろうぜー」
って煽ってたけど、客入れ中にちょっと揺れてたよw
達瑯ってなんていうかおどろおどろしいよね。『うしおととら』に出てきても違和感ないっていうか。しかも人外でも驚かない(笑)。
だから、
片腕を上げて
↓
肘から先だけ前後に動かす
という動作を見たときも「丑の刻参りですね、わかります」と思ったし
6拍子の曲の前奏で達瑯の動きに合わせて炎が上がったときには、流石と思ってしまったw
YUKKEの「メンバーのイメージ」でも「お化けより怖い」とか言われてたw
でも血とか悲鳴とかは違うと思うんだ。そんなんなくても怖いから不気味なんだ(笑)
ドラム…ソロ?というかSATOち大フィーチャーな感じのコーナーもあり。
あれ、球体が下がってる?と思ったのは、ドラム台の方がせり上がっていってたのでした。
なんか別の曲が始まるんだと思ったんだけど、なんかずっと客との掛け合いのコーナーでした。
その後すぐYUKKEとSATOちでメンバーのイメージをベースとドラムで演奏しますみたいなコーナーがあって。
ミヤ:暴走
達瑯:お化けより怖い達瑯
YUKKE:ムッカーの会話に一喜一憂(最後にノックダウンされる)YUKKEのバロメータの上下
SATOち:ドレミファ筋トレ
このへんの飛び道具的なもの以外もライブ自体楽しかったです。
「いつものムック」というものを知らないので、どうのこうのいうのも変な話ですが、演奏に迫力があっていい感じ。
一箇所達瑯が歌の入りを間違えちゃったところもあったけど、ご愛嬌かな?(ファンのほうもさらっと聞き流してあげればいいのに)
携帯をつけて!って言われたとこがあったんだけど、きれいなもんでした。
私は勘違いして画面の方をつけてたんだけど、ライトを点ければよかったのねw(画面も十分明るいとはおもうが)
口はちょっと悪いけど、ムックはファンを大事にしてるんだなという印象を持ちました。
ダブルアンコールで出てきてくれたとき、
「言っておきたいんだけど、」
「今こうやって出てきたのも、予定通りだから」
もー、せっかく盛り上がってアンコールになったのに(すごく一体感のあるアンコールだった)、わざわざそんなこと言わなくてもいいじゃんーと、ちと思った訳です。
達瑯の言葉には笑ったけどね。
で、その後今年のスケジュールとか発表されて。
(それはあの事務所的に、そうくるだろうとは思っていたのだが)
ムックは去年あたりは海外で頑張ってて、日本ではあんまりやってなかったんだね?
久し振りの国内ツアーのお知らせで周りは歓喜の渦でした。
で、告知が一通り終わったあとも客電つかない。
緑のレーザーと青のムービングがわーっと広がって、あれオープニングと同じ照明、と思ったら
達瑯にスポットライト。
新曲?を披露してくれました。
さっきのシニカルな言葉があったから、サプライズが効きます。
そんでメンバーはける時も勿論拍手、
客電ついたらまた拍手。
暖かいなあ。
感動的でした。
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