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メモ代わりに
ここ2,3ヶ月で読んだ本
・椿山課長の一週間(前にも読んだ)/浅田次郎
・憑神/浅田次郎
・チョっちゃん
・夜のピクニック
・誰か

・CLAYMORE
・風光る

 少ないなー。
 なんか抜けてる気もするが。
 モーニングとBJ、SJはほぼ毎号読んでます。
 「チーズスイートホーム」は可愛いにゃあ。
| BOOKS and COMICS | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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『王妃の館』
 『王妃の館』浅田次郎


 パリのシャトー・ドゥ・ラ・レーヌというホテルの同じ部屋に、150万円のツアーと19万円のツアーのお客が同時に滞在する。勿論、双方に双方の存在を感づかせないように。
 でも個性的過ぎるメンツはツアーコンダクターの予想を上回る行動をし…。
 現代の彼らのドタバタと、17世紀のシャトー・ドゥ・ラ・レーヌにまつわる悲しくて優しいお話とが交錯する。

 氏の文章は『蒼穹の昴』『日輪の遺産』等のきっちりしたものと、エッセイで発揮されるハチャメチャ文体と二分されると思うのだが、このお話の中では混在している。
 なのでシリアスとギャグとの落差がちょっと激しい。

 で、文中の小説家さんに一部ご自分を投影してるんじゃないかと思われるのだが、
「何とも必然にして完全なる予定調和。こうなることは百も承知で、涙を流している自分が情ない…ううっ、『*******(ネタばれのため伏字)******』ですかァ。このセリフなんて、先生がお書きになるまでもなく、とっくに読者が予想しているのに。」

 それ自分でいうな(笑)。

 でも読んでて泣けるんだよね、悔しいことに。
 子供の一生懸命さって涙腺を刺激します。

王妃の館〈上〉
王妃の館〈上〉
浅田 次郎

王妃の館〈下〉
王妃の館〈下〉
浅田 次郎
| BOOKS and COMICS | 18:02 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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ZERO IX
ZERO 9 (9)
ZERO 9 (9)
やまざき 貴子

 結構長いな。1年に1冊しか出ないからか。
 あと2冊って書いてあったということは、あと2年? …あー

 ムクイはいい子ですね。優しいのう。ハルカを抱きしめてあげるところなんかとても良いと思いました。
 あとは、ええと、人死にすぎて辛くなってきた。しかも残酷な最期だし。
 んで殺人を繰り返してるバツも、それはそれで可哀そうだ。

 やまらきさん、ちょっと絵が変わったかも。うまく言えないけど、荒んだ感じになった。『ZERO』の雰囲気にあわせてってことなのかしら。『ッぽい!』もこの絵柄だとちょっと淋しい。最近買ってないけど。


 イルマから来た10人の名前は、みんなリンゴですな。
 iBookのパーテーションを随分悩んだ挙句fuji、kougyoku、starkingって分けたので、ちょっと「おっ」て思った。ちなみに↑の前はkotetsu、kanesada、kikuichimonjiってしてました。ははは、新撰組オタだったの…。


 つけたし。
 カイエとイザヤを殺したのもバツなのか?
 んでもやっぱり、タテシタ(偽)をやったのがバツっていうのは無理あると思うんだけど。ゲオが助けにいくまで閉じ込められてたんじゃないのか。
| BOOKS and COMICS | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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金鯱の夢
金鯱の夢
金鯱の夢
清水 義範

 久しぶりのブックレビュー。

 買ったのは高校生の頃ですが、最近読み直す機会がありまして。改めて、
な ん て 下 ら な い ん だ ! と感動したのでした。…ものすごく褒めてるよ?
 
 時代は戦国。織田信長が天下統一を成し遂げようかという頃、家臣の明智光秀は謀反を考える。
 というのも(以下引用)
 光秀は、尾張人が嫌いなのである。
 どうにも我慢ができないほどに、尾張人と、尾張弁が嫌いなのだ。
 ある時光秀は、こう考えたのだ。
 今の勢いのままならば、信長が天下を取ることはほぼ間違いがない。そして信長は、比叡山焼き打ちや、石山攻めを見てもわかる通り、過去の文化や伝統というものを一切重視しない男である。言葉についてもそうであるに違いない。
 今でこそ、今日に上がって公家などと交わる時は言葉も都のそれに変えているが、やがて天下を手中に収めた時には、必ず京言葉を廃するだろう。そして、終わり言葉を全国共通のものにするに違いない。日本中が尾張弁になるのだ。
 そう考えた時、光秀は戦慄した。
 尾張弁を標準語にすることだけは、何としてでもやめさせなければならぬ。なぜなら、この世にそれほどの文化への冒涜はないからだ。

で、
 この時、光秀の胸の中で、信長を殺す決心が固まったのである。


工エェェ(´Д`;)ェェエ工


 …と、長々引用させていただきましたが、この本は、秀吉の長男秀正が天下を統一し(!)、その後260年間におよぶ「名古屋時代」(!!!)の礎を作った、というあたりからが本番になるのだな。
 しかも名古屋弁が標準語になったものだから全編通してみゃあだのぎゃあだのが耳に、もとい目について仕方がない。
 
 他にも松尾芭蕉が忍者で(……)、金鯱の夢流の奥の細道は
月日は百代の過客だいうとーり、行き交う年も同し旅人だがや。船の上で一生過ごいとる人間や、馬の口とらえて年喰ってくおやっさんは、年中旅して、旅の中で生きとらっせるようなもんだわな。昔の人もようけ旅ん中で死んどらっせるがや。
 という感じになってしまう。


 そんな感じの妙なパロディ歴史小説です。面白いよ。多分歴史を知っている人ほど楽しめると思う。「なんかネタ振りっぽい文だなー」と思うのに、私には知識がないのでわからんのです。

 豚豚豚豚豚豚豚豚豚
| BOOKS and COMICS | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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『CLAYMORE』7
CLAYMORE 7 (7)
CLAYMORE 7 (7)
八木 教広

オフィーリアさんいい具合にクレイジーになってきました。
なってきましたっつーか…。ねえ。
俄然ストーリーの風呂敷が広がってきました。これが最後にしっかり畳まれると気分いいですな。
とりあえず、クレアがクレイモアとしての能力が低い理由は納得した。

なんでこの漫画こんなに好きなんだろ。
世界が確立してるっていうのかな、嘘の世界に浸かっていられる。たまに流行り言葉なんかが混じってて、ふと醒めちゃうお話もあるんだけど、これはそうじゃない。
あとやっぱ女の子の登場人物が多いこと(笑)。まあ「クレイモア」は女であるっていう前提があるからな。

あと、クレアの沐浴シーンはサービスカットなのかなー(笑)
豚豚豚豚豚豚豚豚
| BOOKS and COMICS | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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『ZERO VIII』
ZERO 8 (8)
ZERO 8 (8)
やまざき 貴子

・うああああ、ザットがーーーーー!あんまりだわ……
・焼の正体については予想どおり。
・アギはZEROを発動させたいのか?
・飛田夫妻のアレも彼の仕業ってこと?ムリないか?(思わず読み返しちゃったぜ) それこそ彼の意図というか望みはどこにあるんだろうか。

・もうすぐ終わりそうだね。
豚豚豚豚豚豚豚

最近ちゃんと買ってる漫画ってこれくらいかも…あわわ。
というのも母が仕事場からモーニングとビジネスジャンプとスーパージャンプを毎号もらってくるのよね。だからそれだけで気が済んじゃうというかなんというか(最近本をたくさん読んだけど、それも母が持ってきたからで、普段はあんまり読書家じゃない)。
それらの他には『風光る』(新撰組の方)くらいか…?あと今さら萩尾望都を集めようかと。今さら、といえば『ダイの大冒険』と『BASARA』も買いそろえる予定。予定は未定。
| BOOKS and COMICS | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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『邂逅の森』
邂逅の森
邂逅の森
熊谷 達也

正直最初の方がかったるいんだけど、炭坑に行った辺りからグイグイ引き込まれる感じで読めます。
形として「神」は消え行く時代の話だけど、畏敬されるべき大自然に対しての敬虔な気持ちは主人公の中から決して消えないのがよかったです。結構お調子者としてどんどんタガが外れていっちゃうんじゃないかとドキドキしていたので。
本筋の感想ではありませんが、なにかっていうと狩りのことを思い出す彼に、自分を重ねてしまいました。

amazonのレビューもいいです。

豚豚豚豚豚豚豚豚
| BOOKS and COMICS | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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『蛇にピアス』
蛇にピアス』 金原 ひとみ(集英社)

だから今さr(略

「暗い時代を生きる若者の受難と復活の物語」(amazon評)とは読み取れなかったな。おばちゃんには刺激が強かと。
受賞後に毎日新聞でちょっとエッセイ書いてて、それは面白いと思った。

豚豚
| BOOKS and COMICS | 01:50 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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『ワイルドスワン』
ワイルド・スワン (上)』『ワイルド・スワン (下)ユン・チアン(講談社)

再読です。でも全然内容覚えてなかったよ…。これを読んだ前後に『上海の長い夜』も読んで、中国がというか共産主義が?よくわかんないな、と思ったことは覚えてるが。
お父さんの融通の利かなさにいらいらしてしまう私は優しくないのでしょうか。一生懸命で、まじめなのは分かるけど。

一応上昇型のお話になってるから読後感はいいけど、やっぱり「なんなんだ文化大革命?!」と。
豚豚豚豚
| BOOKS and COMICS | 00:42 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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『落花流水』
落花流水』 山本 文緒(集英社)

不倫、というか不道徳な話(笑)。
いきなり最初の方で「お姉さんだと思ってた人が実は母親だった」という展開になってびっくりですよ。
最後の方が未来の話なんだけど、実際はどんな風になってるのかなー。私が子供の頃読んだ未来描写はかなりイビツな感じに実現してますね。

豚豚
| BOOKS and COMICS | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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